お経本の解説– category –
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お経本の解説
信心の念仏者は泥に染まらず美しく白く咲く蓮華と讃えていただけます
信心を賜り生きられる方を仏様は讃えられております 仏言広大勝解者 是人名分陀利華 仏、広大勝解のひととのたまへり。この人を分陀利華と名づく。 お釈迦さまは、阿弥陀如来のお救いを聞く信心の方を、「何より勝れた智慧を得た方」と讃え、汚れのない白... -
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あらゆる修行でも及ばない功徳の念仏一つを賜る他力浄土門の道を歩む
あらゆる修行でも及ばない南無阿弥陀仏一つの功徳を賜る 万善自力貶勤修 円満徳号勧専称 万善の自力、勤修を貶す。円満の徳号、専称を勧む。 道綽禅師は自力でいくら修行しても劣っているものであることを示されました。そして、ただあらゆる功徳をそなえ... -
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七高僧から親鸞聖人へ、そして私たちへ伝わってきている尊い救い
親鸞聖人が尊敬された七高僧の尊さを讃えられます 印度西天之論家 中夏日域之高僧 顕大聖興世正意 明如来本誓応機 印度西天の論家、中夏(中国)・日域(日本)の高僧、大聖(釈尊)興世の正意を顕し、如来の本誓、機に応ぜることを明かす。 西方の国イン... -
お経本の解説
お釈迦さまに出現が予言されていた謎多き天才、龍樹菩薩の紹介です
お釈迦さまに出現が予言されていた天才、龍樹菩薩 釈迦如来楞伽山 為衆告命南天竺 龍樹大士出於世 釈迦如来、楞伽山にして、衆のために告命したまはく、南天竺(南印度)に龍樹大士世に出でて、 お釈迦さまは、現在のスリランカの山と推察される楞伽山で、... -
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言葉や概念に執われ、有無への執われを生きる今こそ大切にしたいこと
龍樹菩薩が仏教の教えをより明確にされました 悉能摧破有無見 ことごとくよく有無の見を摧破せん。 龍樹菩薩は、有るとか無いとかに執着するような人間のはからい心をすべて打ち破られました。 「摧破」とはうち砕く、論破するといった意味であり、「有無... -
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大乗無上の法だからこそ、みんなで一緒によろこび救われてゆきます
お釈迦さまによって予言されていた大乗の救い 宣説大乗無上法 証歓喜地生安楽 大乗無上の法を宣説し、歓喜地を証して安楽に生ぜんと。 お釈迦さまは次のように予言されました。 「龍樹菩薩は尊いこの上なくすぐれている大乗のみ教えを説き示し、さとりを開...