讃岐寺– Author –
讃岐寺
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お経本の解説
生きづらい世の中を生きる私たちの支え|阿弥陀如来の救いを聞く
【生きづらい人生を支えてくれる教え】 五濁悪時群生海 応信如来如実言 五濁悪時の群生海、如来如実の言を信ずべし。 五濁と言われるほどに生きづらいこの世を生きる方々は、お釈迦さまの真実のみ教えを信じるべきであります。 「生きづらさ」を抱えながら... -
お経本の解説
そのまま救う|煩悩を功徳に転じてくださる阿弥陀如来の心に抱かれて
【信心を賜ったならば煩悩抱えたそのままお救いくださります】 能発一念喜愛心 不断煩悩得涅槃 よく一念喜愛の心を発すれば、煩悩を断ぜずして涅槃を得るなり。 阿弥陀如来より信心を賜りお救いをよろこばれる方は、自ら煩悩を断ち切らないまま、お浄土で... -
お経本の解説
すべての方が同じように救われてゆく阿弥陀如来の救いに抱かれて
【現世でのしがらみは関係なく誰もが同じさとりをひらく】 凡聖逆謗斉回入 如衆水入海一味 凡聖・逆謗斉しく回入すれば、衆水海に入りて一味なるがごとし。 凡夫も聖者も、どのように罪の重い五逆の者も、仏法を敵視するような者であっても、阿弥陀如来の... -
お経本の解説
いつまでも、どこまでも、私とご一緒下さり決して見捨てない仏様
【いつまでもどこまでもご一緒くださる阿弥陀如来のおはたらき】 摂取心光常照護 摂取の心光、つねに照護したまふ。 阿弥陀如来の光明は、いつも私たちを照らしお護りくださっております。 阿弥陀如来とは、木の像や、絵の像ではありません。「私たちを必... -
お経本の解説
煩悩を抱えたままの私を見捨てない阿弥陀如来の心に抱かれて生きる
【救いが定まっても煩悩が消え失せることはありません】 已能雖破無明闇 貪愛瞋憎之雲霧 常覆真実信心天 すでによく無明の闇を破すといへども、貪愛・瞋憎の雲霧、つねに真実信心の天に覆へり。 阿弥陀如来のおはたらきにより信心を賜りましても、煩悩がな... -
お経本の解説
煩悩を抱えていても、阿弥陀如来より賜った信心は消え失せません
【一度賜った信心は決して消え失せることはありません】 譬如日光覆雲霧 雲霧之下明無闇 たとへば日光の雲霧に覆はるれども、雲霧の下あきらかにして闇なきがごとし。 (いつも自らの煩悩によって、信心が覆われているようでありますが、)しかし、たとえ...