本師源空明仏教 憐愍善悪凡夫人 〜法然聖人に出遇われた親鸞聖人自身のよろこび〜 「正信念仏偈」 本師源空明仏教 憐愍善悪凡夫人 本師源空は、仏教にあきらかにして、善悪の凡夫人を憐愍せしむ。 法然聖人は、仏教のみ教えを深く学び極められ、善人も悪人もすべての方々を哀れまれました。 ここからは、親鸞聖人の師匠であります法 […] 続きを読む
我亦在彼摂取中 煩悩障眼雖不見 大悲無倦常照我 〜私を追いかけ見捨てない仏さま〜 「正信念仏偈」 我亦在彼摂取中 煩悩障眼雖不見 大悲無倦常照我 われまたかの摂取のなかにあれども、煩悩、眼を障へて見たてまつらずといへども、大悲、倦きことなくしてつねにわれを照らしたまふといへり。 源信和尚は、次のように述べられました。 […] 続きを読む
専雑執心判浅深 報化二土正弁立 〜「どうかお念仏一つの道を歩んでください」という源信和尚のお導き〜 「正信念仏偈」 専雑執心判浅深 報化二土正弁立 専雑の執心、浅深を判じて、報化二土まさしく弁立せり。 源信和尚は、さまざまな行をまじえて修める自力の信心は浅いので化土にしか往生できませんが、念仏ひとつをもっぱら修める他力の信心は深いので […] 続きを読む
宣説大乗無上法 証歓喜地生安楽 〜「大乗」だからこそ、すべての方が救われてゆくよろこびの位に定まります〜 「正信念仏偈」 宣説大乗無上法 証歓喜地生安楽 大乗無上の法を宣説し、歓喜地を証して安楽に生ぜんと。 お釈迦さまは次のように予言されました。 「龍樹菩薩は尊いこの上なくすぐれている大乗のみ教えを説き示し、さとりを開くことが定まりよろこび […] 続きを読む
弥陀仏本願念仏 邪見驕慢悪衆生 信楽受持甚以難 難中之難無過斯 〜お救いから逃げるばかりで、本来なら絶対に救われない私でした〜 「正信念仏偈」 弥陀仏本願念仏 邪見驕慢悪衆生 信楽受持甚以難 難中之難無過斯 弥陀仏の本願念仏は、邪見・驕慢の悪衆生、信楽受持すること、はなはだもつて難し。難のなかの難これに過ぎたるはなし。 阿弥陀さまのお誓いのままに信心を賜り、お念 […] 続きを読む
仏言広大勝解者 是人名分陀利華 〜汚れに染まらず美しく白く咲き誇る蓮華と讃えられる〜 「正信念仏偈」 仏言広大勝解者 是人名分陀利華 仏、広大勝解のひととのたまへり。この人を分陀利華と名づく。 お釈迦さまは、阿弥陀さまのお救いを聞く信心の方を、「何より勝れた智慧を得た方」と讃え、汚れのない白い蓮華のようであるとお褒めにな […] 続きを読む
一切善悪凡夫人 聞信如来弘誓願 〜すべての命へ平等に届くご信心〜 「正信念仏偈」 一切善悪凡夫人 聞信如来弘誓願 一切善悪の凡夫人、如来の弘誓願を聞信すれば、 善人も悪人も関係なく、どのような方であっても、阿弥陀さまのお誓いを聞き信じるならば、 ここでは、「善悪凡夫人」と示されております。言葉の通りで […] 続きを読む