僕が小学生の頃のお話です。

小学生の頃、サッカー部に入っていたのですが、土日にサッカーの練習があった日は、練習後にはもちろんみんなでゲーム。

はしている友人もいなかったのでしていませんでした。

僕らは、夏の暑い日の練習の後は、みんな疲れ果ててヘトヘトでした。

だから、決まって海に行ってました。

[aside type=”normal”]そんなに泳げませんが・・・[/aside]

海で泳ぐだけでは何も面白くないので、いつも貝を探したりモリで魚を突いたりしてました。

沖に見える島

海から沖を見ると、遠くはないけど泳ぐには無理がある島があったんです。

友人たちといつも、

「沖にあるあの島行ってみたいな〜」

「絶対魚いっぱいおるで!」

って話してました。

ある日、いつものように海に行くと不思議な光景があったんです。

必死のおじさん

一人のおじさんが海の水をかき出して砂浜にひたすら撒いていました。

「何しよるんやろうか・・・」

って思っていたんですけど、おじさんが必死に撒いているので聞いてみました。

[voice icon=”https://namonamo7676.com/wp-content/uploads/2017/11/IMG_03702-371×500.jpg” name=”えいかい” type=”l”]さっきから何してるんですか?[/voice]

そしたら、怒鳴るように、

[voice icon=”https://namonamo7676.com/wp-content/uploads/2017/11/man_58.png” name=”おじさん” type=”r”]お前らも手伝え!
昨日より水が多くなっとるけん減らっしょんや![/voice]

友人たちと顔を見合わせてポカーンとなったんですけど、おじさんがあまりにも必死だから、「これはただ事やない!」と思って砂浜に転がっているバケツや貝殻を使って手伝いました。

翌日の寂しさ

その日はなんとか海の水を減らすことができたんです。

でも、翌日になったらまた水の量が戻っていました。

僕は、潮の満ち引きを学ぶことができました。

なんで、そのおじさんは不可能なことに挑戦していたのかまだ謎ですが、夏のいい思い出でした。