
学生時代の国語はもちろんのこと、あらゆる企業においても、わかりやすい文章作成は求められます。

お寺の手紙でも、毎回面白い文章を作れば、みんな読んでくれるんだろうな・・・
文章を書くにはテクニックや才能も大切だと思われますが、それでは限られた人にしかわかりやすい文章は書けないことになってしまいます。
実は、テクニックや才能よりも、方法を見直すことが大切です。
特に、書き上げた後の作業が大切です。
僕の勉強のためにも、今ページでつぶやきます。
「作成」→「推敲」→「校正」という順序が大切
文章を作成したら、必ず「推敲」と「校正」という作業が必要です。
推敲
作成した文章を見直し、違和感を覚えるところやおかしな部分をチェックし、加筆や修正を加える作業。
校正
文章の誤字・脱字や誤植がないかチェックして修正する作業。
紙媒体で推敲、校正をしましょう
ディスプレイ越しに「推敲、校正」をすることも大切です。
しかし、無理がなければ印刷後に紙媒体で「推敲、校正」を行いましょう。
実際にディスプレイ越しよりも紙媒体の方が理解力が上がるという脳の研究結果が出ております。
切羽詰まった状況なら致し方ありませんが、一度の作品提出で信用を失っては勿体無いので、可能ならば印刷後に紙媒体で推敲、校正を行いましょう。
推敲する際に意識すること
推敲する際には、次の4点を特に意識しましょう。
- 客観的でない文章の削除
事実関係をハッキリさせるために数字などの客観的な情報を加えましょう - 説明が重複する部分を削除
重複する文章を削除して、文章をスッキリさせましょう - 冗長な表現の削除
あってもなくても影響のない冗長な表現を削除しましょう
- 段落構成の見直し
それぞれの段落で伝えたいことを明確にしましょう
この4点を特に意識することによって、推敲された読みやすい文章を作成することができます。
このような推敲技術を身に付けるためにも、最初は上の4点を意識するといいでしょう。
音読が大切です
文章作成が終わった後、自分の文章を修正する作業になります。
しかし、いざ自分の文章を修正しようとしても、修正箇所がわかりづらいものです。
自然な文章を書けているか確認するために「音読」してみましょう。
音読して自然な文章は、聞いても自然な文章です。
自然に聞ける文章におかしな箇所はあまりないでしょう。
主語や接続語のミスは音読することでスグに見つけることができますので、文章を作成したら音読しながら修正しましょう。