
川崎市殺傷事件には憤慨された方も多いと思います。
犯人一人で2人を殺害し18人に重軽傷を負わせて自ら命を絶つ。
僕自身、今までで初めて「こんな身勝手なことあるか!」って思ってしまいました。
元号が変わって間もない時期にこんなに悲しいニュースが起こるとは犯人以外誰も想像できなかったでしょう。
有名な弁護士さんやキャスターさん、落語家さんまでが表現は違うけど「一人で死ねばいいのに」という意味の言葉をテレビで発言されました。
僕も、ニュースを見た後にそう思ってしまいました。
「一人で死ねば」に対する世間の反応
「一人で死ねば」とは言わずに、もっと相手のお話を聞きましょうという意見もあります。
川崎殺傷事件「死にたいなら一人で死ぬべき」という非難は控えてほしい(藤田孝典) https://t.co/J8zZrtx9d9 社会はあなたを大事にしているし何かができるかもしれない。社会はあなたの命を軽視していないし、死んでほしいと思っている人間など1人もいない、というメッセージを発していくべき。
— 藤田孝典 (@fujitatakanori) May 28, 2019
しかし、このような意見に対する批判は強いです。
藤田さんの間違いは「話せば分かる」と思っていること。もしくは他の人は自分と同程度の知能や倫理を元来持っていると思っていること。
川崎殺傷事件「死にたいなら一人で死ぬべき」という非難は控えてほしい(藤田孝典) – Y!ニュース https://t.co/osp9yNlRmG
— レオン完全版 (@lyh82wq) May 28, 2019
生きづらい時代の象徴
「迷惑をかけるなら一人で死ねば」の賛否は置いておきますが、本当に生きづらい時代がやってきたなぁと感じます。
犯人の気持ちに焦点を当てたニュースは当然のように少ないですよね。
そして「死ぬなら一人で」という当然とも捉えられる意見はTwitterでもたくさんありますが、「命の尊さ」に対する意見は非常に少なく感じます。
命の悩みを抱えている方が打ち明けられない時代なんだと、今回のニュースに対する意見を拝見して感じた次第であります。