
みなさまは、学生時代に英単語をどのように暗記したでしょうか。
ちなみに、私は、中学時代と高校時代、誰もが知っている英単語のターゲットを利用して、片っ端から声に出しながら書いていくという、強引な暗記方法でした。
同じような経験をされた方や、上の画像を見て懐かしいと思われる方もおられるのではないでしょうか。
そして大学院受験の前は長文の勉強も同時にできるという「速読英単語」を全種類購入して、片っ端から読みながら単語を覚えていきました。
私の暗記方法はさておき、材料がいいからひたすら書き続けることでの暗記効果は高かったです。
でも、どうしても覚えられない単語は、個別に「暗記カード」を作成して暗記しておりました。
まさか、その「暗記カード」が効果的な理由もあるとは、その時は思っておりませんでした。
暗記カードは理想的な暗記方法!
このブログを見ているみなさまも、受験の際に暗記カードを利用されていた方は多いのではないでしょうか。
英単語や歴史の年号を覚える際に暗記カードは大活躍でしたよね。
大人になっても、何かの資格を取得する際に暗記カードは必須のアイテムでしょう。
そして、暗記カードの効果の高さは誰もが実感していると思われますが、なぜこんなに効果が高いのか調べて見ました。
暗記カードの効果が高い理由
手軽に繰り返して暗記できる!!
人は何度も接することで記憶になっていきます。
これは、受験のみならず、人の名前を覚える時も同様です。商売などをしていて人の名前を覚える努力を怠らない方もおられますが、学生時代にクラスメイトの顔と名前を一致させるために努力した方はほとんどおられないのではないでしょうか。
努力しなくても、何度も会うから自然と脳に記憶されていくのです。
また、試験の前日に一夜漬けをされたことがある方もおられるかと思います。それで試験で良い点数が取れたとしても、一夜漬けで覚えた内容は試験が終わったら忘れてしまいますよね。
その理由は簡単です。
繰り返して暗記していないからです。
自然と繰り返して暗記することになる暗記カードで、忘れることのない勉強をしてみませんか。
暗記カードの効果が非常に高いことはわかりますが、暗記カードをどのように利用するのが、より高い効果を発揮できるのでしょうか。
暗記カードではサーっと覚えていきましょう
暗記カードを使って1回目の暗記をする時に、ある発見があります。それは、暗記カードを作成する時に覚えている単語があることです。参考書に掲載されている単語をひたすら書いて覚えるよりも、暗記カードを作る方が覚えていたという発見があります。
それは、ひたすら書くことよりも頭を使って考えているからです。暗記カードを作成することは単純作業のようですが、どうやったら覚えやすいかなどを無意識に考えております。
ここにも暗記カードが効果的な理由がありましたね。
それでは、作成した暗記カードを使用してどのように暗記していくのがいいのでしょうか。声に出しながらでも書きながらでもいいので、「サーっと覚えていきましょう」
一つ一つの単語に時間をかけて、何度も書きながら覚えるのも無駄なことではありませんが、暗記カードの一番のメリットは自然と「繰り返して暗記」できることです。
一つ一つに時間をかけるのではなく、覚えてなかった単語はまとめて2周目、それでも覚えてなかった単語は3周目という風に、繰り返して時間効率のいい方法で暗記カードを使用しましょう。
それを手軽に自然とできるのが、暗記カードが便利な理由です。
その他にも、暗記カードが便利な次の理由が挙げられます。
自分の覚えやすいように覚えられる
たとえば、「mine」という単語を覚える時、
日本語で「私のもの」と書いても、英語で「I my me ○」と書いてもいい訳です。その時のテストの問題に沿った覚え方ができるのが暗記カードの便利な理由の一つでしょう。
覚えていない単語がわかりやすい
覚えた単語を暗記カードから外していけば、覚えていない単語だけの暗記カードになります。実は、これは非常に大切なことです。
忙しい受験シーズンや会社勤めをしながらの資格取得の時、できる限り無駄な時間は使わないようにしたいものです。
そういう場合、覚えていない単語のみを繰り返し暗記できる暗記カードが、無駄をなくし、より効率のいい勉強をさせてくれるでしょう。