
みなさまは理想的な命の終え方ってありますか?
僕は25歳の時に強く考えてた理想的な命の終え方があります。
それは・・・
「死ぬ時に不安を感じたくない」
だから・・・
「私は間違いなく仏になるという確信のもとにいのちを終えていきたい」
仏になるという確信のまま命を終える方法
そのために、大きな阿弥陀さまの下で、みんなに「なんまんだぶ。なんまんだぶ」と言われながら、
「阿弥陀さまのおはたらきは間違いなく俺に届いている。俺は間違いなく仏になるんだ〜」
そう思いながら「ガクッ」と亡くなっていきたいって思ってます。
それなら何の不安もありませんよね。
むしろ、安心の中にいのちを終えていけると思います。
今、こんなことを言ってるけど、実際にいのちを終えていく時、そうはならないでしょうね。
自分のいのちが危なくなったら、
「そっちには行きたくない〜」
そう思っても、ピーポーパーポーって救急車に載せられて白い壁に囲まれた部屋に連れて行かれるんですよ。
連れて行かれて、余計なことを考えなくなると思います。
それだけではなく・・・
今は「仏になる」って言ってますが、そんなこともすべて忘れてしまうでしょうね。
お参りに来られた方の顔もわからなくなるでしょう。
酸素マスクを付けられて何もお話ができなくなり、笑うこともできなくなると思います。
他の方は僕のいのちを、「もうすぐ終わっていくいのち」と捉えるでしょう。
自分がすべてを忘れて、相手は自分を忘れて、目を閉じたらすべてが終わってしまうと思うのかも知れません。
その瞬間が本当に寂しいときだと思います。
「人は、独り生まれて独り死んでいく」
その現実を実感した時、本当に寂しいと思います。
でも、何もかも忘れて、忘れられるその時に、私のことを決して忘れない方が存在します。
それが、阿弥陀さま。
その阿弥陀さまのおはたらきが、今、私たちに届いているすがたが、
なんまんだぶ、なんまんだぶ