法蔵菩薩の因位の時、世自在王仏の所にましまして、諸仏の浄土の因、国土人天の善悪を覩見して、 無上殊勝の願を建立し、希有の大弘誓を超発せり。 五劫これを思惟して摂受す。 仏教の言葉 普段、私たちがお勤めしている浄土真宗のお経本の最初に「正信念仏偈」というお経があります。 その3行目から10行目に、 法蔵菩薩因位時 在世自在王仏所 覩見諸仏浄土因 国土人天之善悪 建立無上殊勝願 超発希有大弘誓 という […] 続きを読む
つつしんで浄土真宗を案ずるに、二種の回向あり。一つには往相、二つには還相なり。往相の回向について真実の教行信証あり。 仏教の言葉 僕は浄土真宗の勉強を始めた頃、ずっと勘違いしておりました。 [voice icon=”https://namonamo7676.com/wp-content/uploads/2017/01/IMG_2404- […] 続きを読む
「正信念仏偈」の最初の二句は阿弥陀さまのことだったんだ! 仏教の言葉 みなさまは、「正信念仏偈」というお経をお勤めしたことがあるでしょうか。 おそらく、浄土真宗のお経の中でも、最も親しまれているお経であります。 その冒頭は、「帰命無量寿如来 南無不可思議光」であります。 「この二句は阿弥陀 […] 続きを読む
「恩徳讃」を詠まれた親鸞聖人。かなしみの私が法を支えに力強く歩む人生を「恩徳讃」に知らされます 仏教の言葉 如来大悲の恩徳は 身を粉にしても報ずべし 師主知識の恩徳も ほねをくだきても謝すべし この「恩徳讃」からは、阿弥陀さまのお救いに出遇うことのできた親鸞聖人の力強さが伝わってきます。 「身を粉にしても、骨を砕いても」決して […] 続きを読む
「恩徳讃」 〜返しきれないご恩の中で、力強く歩む人生〜 仏教の言葉 浄土真宗というみ教えを聞かれておられる多くの方が、「恩徳讃」と親しまれている親鸞聖人のお言葉を歌ったり聞いたことがあるのではないでしょうか? 如来大悲の恩徳は 身を粉にしても報ずべし 師主知識の恩徳も ほねをくだきても謝 […] 続きを読む
「本願力回向」という言葉で浄土真宗のみ教えは表現されます 仏教の言葉 「誰かが亡くなった時、あるいは法事の時に、お坊さんはお勤めをする」 そのようなイメージがあるでしょう。 お勤めをしている時、浄土真宗のお坊さんは、決して「亡くなった方のために供養している」のではありません。 当然のことな […] 続きを読む
「他力本願」の主体は阿弥陀さま。「阿弥陀さまが支えとなってくださる人生」を教えてくれる言葉。 仏教の言葉 みなさまは、「他力本願」という言葉にどのようなイメージを抱いておりますか? ネットで検索してみますと、「他力本願の本当の意味は??」のような表題が目立ちます。 その内容を拝見しますと、 「他人に頼る」 「人任せの人生」 […] 続きを読む