浄土真宗の永代経は「私」が聞く。亡き方の命を無駄にしない大切なご縁でありました。
お参りに行った先で、 そう言われることがよくあります。 そう思うことがよくありました。 と言いますのも、お釈迦様のお言葉を残されたお経は「八万四千の法門」と言われるほど、数え切れない数があります。 でも、実は「永代経」と…
お参りに行った先で、 そう言われることがよくあります。 そう思うことがよくありました。 と言いますのも、お釈迦様のお言葉を残されたお経は「八万四千の法門」と言われるほど、数え切れない数があります。 でも、実は「永代経」と…
浄土真宗のみ教えは「悪人正機」と表現されることがあります。 言葉の通りに読みますと「悪人こそが救われていく者なんですよ」という意味です。 そのように、僕は、初めて「悪人正機」という言葉を聞いたときに勘違いをしておりました…
一切善悪の凡夫人、 如来の弘誓願を聞信すれば、 仏、広大勝解のひととのたまへり。 この人を分陀利華と名づく。 「聞信」聞いているままが信心 「聞信」とは、一般的には「聞き信じる」と読むことができるので「聞い…
普段、私たちがお勤めしている浄土真宗のお経本の最初に「正信念仏偈」というお経があります。 その3行目から10行目に、 法蔵菩薩因位時 在世自在王仏所 覩見諸仏浄土因 国土人天之善悪 建立無上殊勝願 超発希有大弘誓 という…
僕は浄土真宗の勉強を始めた頃、ずっと勘違いしておりました。 ずっとそう思っておりました。 でも、そうじゃなかったんです。 「浄土真宗というみ教えは、阿弥陀さまのおはたらきによってお浄土に生まれさせていただき、阿弥陀さまの…
みなさまは、「正信念仏偈」というお経をお勤めしたことがあるでしょうか。 おそらく、浄土真宗のお経の中でも、最も親しまれているお経であります。 その冒頭は、「帰命無量寿如来 南無不可思議光」であります。 「この二句は阿弥陀…
如来大悲の恩徳は 身を粉にしても報ずべし 師主知識の恩徳も ほねをくだきても謝すべし この「恩徳讃」からは、阿弥陀さまのお救いに出遇うことのできた親鸞聖人の力強さが伝わってきます。 「身を粉にしても、骨を砕いても」決して…
浄土真宗というみ教えを聞かれておられる多くの方が、「恩徳讃」と親しまれている親鸞聖人のお言葉を歌ったり聞いたことがあるのではないでしょうか? 如来大悲の恩徳は 身を粉にしても報ずべし 師主知識の恩徳も ほねをくだきても謝…
「誰かが亡くなった時、あるいは法事の時に、お坊さんはお勤めをする」 そのようなイメージがあるでしょう。 お勤めをしている時、浄土真宗のお坊さんは、決して「亡くなった方のために供養している」のではありません。 当然のことな…
みなさまは、「他力本願」という言葉にどのようなイメージを抱きますか? ネットで検索してみますと、「他力本願の本当の意味は??」のような表題が目立ちます。 その内容を拝見しますと、 「他人に頼る」 「人任せの人生」 このよ…