「正信念仏偈」の目次 「正信念仏偈」 帰命無量寿如来 南無不可思議光 法蔵菩薩因位時 在世自在王仏所 覩見諸仏浄土因 国土人天之善悪 建立無上殊勝願 超発希有大弘誓 五劫思惟之摂受 重誓名声聞十方 普放無量無辺光 無礙無対光炎王 清浄歓喜智慧光 不断難思無称 […] 続きを読む
弘経大士宗師等 拯済無辺極濁悪 道俗時衆共同心 唯可信斯高僧説 〜阿弥陀さまのお救いが受け継がれてきた理由は、今を生きる私たちが救われるためでした〜 「正信念仏偈」 弘経大士宗師等 拯済無辺極濁悪 道俗時衆共同心 唯可信斯高僧説 弘経の大士・宗師等、無辺の極濁悪を拯済したまふ。道俗時衆ともに同心に、ただこの高僧の説を信ずべしと。 浄土真宗のみ教えをお伝えくださった高僧方は、数限りない […] 続きを読む
本師源空明仏教 憐愍善悪凡夫人 〜法然聖人に出遇われた親鸞聖人自身のよろこび〜 「正信念仏偈」 本師源空明仏教 憐愍善悪凡夫人 本師源空は、仏教にあきらかにして、善悪の凡夫人を憐愍せしむ。 法然聖人は、仏教のみ教えを深く学び極められ、善人も悪人もすべての方々を哀れまれました。 ここからは、親鸞聖人の師匠であります法 […] 続きを読む
我亦在彼摂取中 煩悩障眼雖不見 大悲無倦常照我 〜私を追いかけ見捨てない仏さま〜 「正信念仏偈」 我亦在彼摂取中 煩悩障眼雖不見 大悲無倦常照我 われまたかの摂取のなかにあれども、煩悩、眼を障へて見たてまつらずといへども、大悲、倦きことなくしてつねにわれを照らしたまふといへり。 源信和尚は、次のように述べられました。 […] 続きを読む
真宗教証興片州 選択本願弘悪世 〜南無阿弥陀仏ひとつで救われる真実のみ教えは広まりました〜 「正信念仏偈」 真宗教証興片州 選択本願弘悪世 真宗の教証、片州に興す。選択本願、悪世に弘む。 法然聖人は、阿弥陀さまのおはたらきによってお浄土に生まれさせていただき仏のさとりを得るという真実のみ教えを日本にお伝えくださりました。 そし […] 続きを読む
極重悪人唯称仏 〜自分自身のことを「極重悪人」と表現し、私たちにお念仏を勧めてくださった源信和尚〜 「正信念仏偈」 極重悪人唯称仏 極重の悪人はただ仏を称すべし。 きわめて罪の重い悪人は、ただ念仏によって救われていくのであります。 源信和尚は「念仏証拠」の文に、次のように示されております。 三には、四十八願のなかに、念仏門において別に […] 続きを読む
専雑執心判浅深 報化二土正弁立 〜「どうかお念仏一つの道を歩んでください」という源信和尚のお導き〜 「正信念仏偈」 専雑執心判浅深 報化二土正弁立 専雑の執心、浅深を判じて、報化二土まさしく弁立せり。 源信和尚は、さまざまな行をまじえて修める自力の信心は浅いので化土にしか往生できませんが、念仏ひとつをもっぱら修める他力の信心は深いので […] 続きを読む