
正しい姿勢で、正座をすることは、ダイエットにも、集中力を高めるためにも、体幹を高めるためにも、姿勢を安定させるためにも効果抜群です。
しかし、法事などで長時間正座して、足が痛いのを我慢する機会が多いからでしょうか。
正座を避けようとされる方が多いようです。
特別太っている訳でもないのに、やけに足が痛くなりやすい方もいらっしゃいます。
それは、正しい姿勢で正座できていないからかも知れません。
正座にはメリットがたくさんありますので、ここで正しい姿勢の正座を身に付けて、正座への苦手意識が少しでもなくなればと思います。
正しい正座の姿勢!!
ひざ頭はぴったりくっつけないようにしましょう!
ひざ頭をぴったりくっつけると足を圧迫してしまい、痛みを感じやすくなります。
圧迫させることのないように、ゆったりとした姿勢と穏やかな気落ちで正座するべきであります。笑
女性の場合は指2、3本分。男性の場合はこぶし一つ分開けても大丈夫です。
短いスカートを履かれる女性の方は、法事の時にはブランケットを持ち込むことをお勧めします。
ひざ頭を少しでも離せるようにしましょう。
背筋はかならず伸ばしましょう
実は、背筋が曲がっている正座では、骨盤の位置を整え、圧迫せずに内臓機能を高めるという正座のメリットを半減させてしまいます。
それだけではなく、背筋の曲がっている方の正座は見苦しいものです。
正しい姿勢の正座は、それだけで人を美しく見せることにもつながりますので、正座をする時はかならず背筋を伸ばしましょう。
なるべくジーパンやきついズボンは履かない
これは、「正しい姿勢」とは直接的には関係ないかも知れません。
しかし、実はあなたの足が痛くなる要因のひとつとして、服装が挙げられます。
足が痛くなる要因として、「足の血流が悪くなる」ことがあります。
ですので、できる限り足を締め付けない服装で正座をすることが大切です。
いつも足の痛さを堪えている方がおられましたら、ズボンやスカートで足を圧迫していなかったか調べてみてはいかがでしょうか。
もしも圧迫していたなら、法事用に、ワンランク大きなサイズを安く買ってみるだけで正座の苦しさが少しでも楽になれるかも知れません。
それでも足が痛くなったり、立てられなくなることもあります。
そういう時、絶対に無理をしないようにしてください!
無理に立とうとして、足の骨を折ってしまうこともあります。
もしも足の痛さが耐えられなくなったら、周囲の方に注意を払い、崩させていただきましょう。周囲の方も同じように痛いはずなので、誰も怒らないという気持ちで堂々と崩させていただくことも大切なことだと思われます。
早く足のしびれを治すにはどうしたらいいの?
足を早く回復させるには、ずっと伸ばしていた足首を90度に戻し、血流を良くすることが効果的です。
しかし、長時間の正座後には足が言うことを聞いてくれません。
そこで、手を使ってもいいので、足首を曲げることを第一優先にし、足がスーッとしてきたらゆっくり立ち上がるようにしましょう。
どうしても正座が無理だけど、どうしてもしなければならないような状況では、このようなグッズを利用することも考慮してはいかがでしょうか?