意思疎通ができなくなる前に、元気な今のうちにエンディングノートを利用しませんか?

いのちを終えるその時まで、意思疎通ができることは稀でしょう。

呼吸器を付けられ、何もお話することができなくなってしまえば、伝えたいことも決して伝えられません。

そうなってしまえば、もう手遅れなのです。

お見舞いに来られる方の顔もわからなくなるくらい全てのことを忘れてしまい、静かにいのちを終えなければならない日がやってきます。

そのような、意思疎通ができなくなる前に「ご自身の希望」をエンディングノートに記しておきませんか?

死は決して避けられないからこそ、エンディングノートに記しておくことが大切なのです

人がいのちを終えるキッカケは千差万別でありますが、一般的にはこの世では決して避けることのできない苦しみである四苦(生・老・病・死)の言葉の通りになることが多いでしょう。

老いて、病気になって、死んでいく。

誰もが実感している、いわば当たり前のことでありますが、そのような世界に生まれてくることそのものが仏教でいう苦しみであり、誰もが避けることはできません。

このブログを読まれている方々の中で、老いて病気になって死んでいくすがたを看取られた方もたくさんおられることだろうと思われます。

元気な時には好き放題に会話もできて、意思を貫くこともできます。しかし、段々とそれができなくなってくる時がやってきます。

できなくなる本人よりも、看取る側が悲しみに襲われることもあります。

看取る側の悲しみすら、エンディングノートによって少しでもラクにできるかも知れません。

だからこそ、元気なうちに、せめて「医療、介護、葬儀・お墓」の希望をエンディングノートに記しておきませんか?

医療について(告知・延命処置)記しておくことで、いざという時にご遺族が困ることが少なくなるでしょう

いつ、誰が、重病を患うかは決してわかりません。ですので、元気なうちに「告知・延命処置」という大切な内容をエンディングノートに記しておきましょう。

ところで延命処置ってなんでしょうか?

延命治療とは、回復が困難で死期が迫っている時に、生命維持装置を装着することであります。

一度装着してしまうと、それを外すことはいのちを終えさせることになりますので、非常に大きな抵抗を抱くことでしょう。

だからこそ、本人の意思を明確にしておき、エンディングノートというかたちで医師や家族に伝えておくことが大切です。

「尊厳死宣言公正証書」とは?

なお、たとえエンディングノートに記してあったとしても、延命治療を受けさせないことに強い抵抗を抱くかも知れません。そのような場合を想定して、「尊厳死宣言公正証書」を作成しておくことも大切になってきます。

尊厳死宣言公正証書とは,本人が自らの考えで尊厳死を望み,延命措置を差し控え、中止してもらいたいという考えであることを公証人の面前で宣言し、公証人がこの事実を公正証書として記録するものであります。

しかし、死に直結する処置をとることは医師にとっても負担になります。

必ずしも尊厳死を実行できるかはわかりませんが、意思疎通が困難な状況になっても、医師や家族に意思が伝わるようにしたいものです。

効果がある可能性もありますので、「告知してほしい」「告知してほしくない」ということをエンディングノートに記しておきませんか?

ドラマなどで、家族にだけ伝えて本人には内緒にしているシーンは多いと思います。

しかし、実際の現場では、ほぼ告知されるようです。

ただ、家族が本人への告知を止めていたら告知されるかわかりません。

告知されたい方も、されたくない方もおられることでしょう。

ですので、告知されたい方は、病名と余命を明確に伝えてくれるようにエンディングノートに記してみてはいかがでしょうか?

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