「とびだせビャクドー!ジッセンジャー」。楽しく為になる。そしてホッとできる絵本でした

みなさまは、「仏教の本」にどのようなイメージをお持ちでしょうか?

正直な話、僕が仏教の勉強を始める前は、

えいかい
難しそうで読みたくないな〜
漢字や説明ばっかりだもんな〜

そんなことばかり考えておりました。

今では、定期的にAmazonで仏教の本を調べるのですが、なんか不思議な本を見つけました。

正直、「なんじゃこりゃ!」って気持ちでした。

だって、あまりに「仏教の本」ってイメージからかけ離れてますもん!

だから気になって、ついつい買っちゃいましたよ!笑

「とびだせビャクドー!ジッセンジャー」が届いて驚きました

「とびだせビャクドー!ジッセンジャー」という、ついつい買っちゃった本が届きました。

届いて表紙を見たらまたビックリでした!

下部の紹介者の名前を見て「ムムムッ!!」と思った方もおられるのではないでしょうか?

歌手活動を休止されてからも音楽界に貢献されている「つんくさん」です!

世に様々な名曲を広め、心を打つ歌詞もたくさん残されておりますよね。

ちなみに、僕が初めて買ったCDはシャ乱Qの「ズルイ女」でした^^;

つんくさんが紹介されている言葉を読むと、「年齢に関わらず、誰もが見ておくべき本であること」を強く感じます。

なぜ、いままでこういう絵本がなかったのでしょう。
たくさんの子供さんに読んでもらいたい。
いや、大人の方が心に響くのかもしれない。
とても素敵な時間をありがとうございました。

「つんくさんの紹介文」より引用

つんくさんが、こう書評されているだけでワクワクしました。

とびだせビャクドー!ジッセンジャー」を拝見した後、つんくさんの言葉に納得しました。

「子どもに読み聞かせること」も大切ですが、同時に「大人が聞かせていただくべき絵本」だと思いました。

ところでどんな絵本?

先に注意です。

ここで内容を書いてしまうとネタバレになってしまうのでそれはできません。

中身が知りたい方はご購入ください!

最後の見開きページは次のような内容です。

「ジッセンジャーが生まれるまで」

2013年、武藤自然さんを中心とした龍谷大学大学院実践真宗学研究科の有志により、仏教をテーマにヒーローショーをおこなう「ジッセンジャープロジェクト」が立ち上げられました。仏教をわかりやすく伝えることと、親しみを持ち身近に感じてもらうことを目的として、各地でショーを開催しています。

本作に登場するジャカツは、ただの悪役ではなく、実は、ヒーローのビャクドーとともにそれぞれの立場から主人公・ゆうちの願いを叶えようとしています。物語も勧善懲悪で終わるのではなく、考え方の違いや、善悪の判断がいつも正しいわけではないという「新たな視点」を持ってもらえるでしょう。また、ヒーローも足りない部分を持ち、登場するみんなが「あみださまに見守られている存在」ということにも気づくことができます。

そして、「必ず助けにきてくれるヒーロー」と「つねに見守ってくれるあみださま」という存在がいることの「安心感」。さらに、会場の空気を共有することで生まれる、まわりの人との「つながり」を、プロジェクトの意義として大切にしていきます。

今回、そんな活動に賛同してくださった漫画家の森田まさのり先生によって、絵本化が実現しました。尚、実際のショーと比べ、物語、登場キャラクターともに若干の変更が加えられていますが、これはオリジナリティを大切にする森田先生のご意向によるものです。

原案の武藤自然さんを中心とした大学院生の方々によるプロジェクトであることはわかります。

僕は、次の言葉が特に気になりました。

物語も勧善懲悪で終わるのではなく、考え方の違いや、善悪の判断がいつも正しいわけではないという「新たな視点」を持ってもらえるでしょう。

ヒーローショーといえば、ヒーローが悪者を成敗するという「勧善懲悪」が当たり前でした。

「ヒーロー人」対「悪役人」でも違和感がないほど、日本では勧善懲悪が当たり前になっています。

しかし、この絵本では単なる勧善懲悪ではなく、無意識に「考え方の違いや、善悪の判断」をしている私たちの心について考えさせられます。

僕は、「自分自身が良いと思って積極的にする行動」も、「自分自身が悪いと思って控える行動」も、すべて「僕にとって」という自分中心の行動であることを考えさせられました。

でも、それは決して暗いことでも、マイナスなイメージでもありませんでした。

この絵本を通して大切なことを知らされました。

「とびだせビャクドー!ジッセンジャー」を拝見して知らされたこと

僕自身、「僕にとって正しい行動」ばかりして生きていることを知らされました。

「人のため」と思って行動している時も、気付いたら「自分のため」であったことがとても多いです。

それだけではありません。

自分のため」という心を見つめることすらありませんでした。

僕がそのことを知らされるキッカケになったのが絵本に登場する「あみださま」です。

最終見開きページであみださまのことを次のように紹介されております。

ひとりじゃないよ。
いつでもどこでも、あなたのことをみまもっているよ、というほとけさまです。

この言葉と、「ジッセンジャーが生まれるまで」の内容を合わせますと、

善いことをしているあなた
悪いことをしているあなた
すべてのあなたをみまもっているよ!

僕はこのように思えてなりません。

自分のすがたを知らされることは悲しいことです。

でも、そんな僕を放っておかないあみださまがおられることを知らされました。

僕は、「とびだせビャクドー!ジッセンジャー」を拝読させていただき、なんか、心温かな気持ちになることができました。

みなさまも、ぜひご覧下さい(^^)

みなさまの優しいシェアをありがとうございますm(__)m